お知らせ・クリエイターコラム

2023 / 04 / 03  

AI小説『abalone交流会殺人事件』あとがき

ChatGPTが爆発的に流行し、GPT4がリリースされた事もあり、AI小説というものに挑戦してみました。

チャレンジしてみて、プロンプトをどのように設定するのかが重要であることと文字数制限のあるアウトプットを、条件保持しながらどのように続けさせるべきかなど、学びが多いものでした。

本AI小説は、初期設定やアウトプットの継続方法などの不十分さにより、後半がぐだぐだになり、文章もやはり同じような言葉を繰り返すような傾向にありました。

随時調整することも可能ではありましたが、簡易的にAI小説をアウトプットするとこのようなものであるという事を知っていただくのも良いかと思い、基本的にはそのまま掲載するようにしました。

abalone交流会で、是非、このようなトレンドについてお話ししてみてはいかがでしょうか?

2023 / 04 / 03  

AI小説『abalone交流会殺人事件』後編

本AI小説は、AIを活用し、登場人物と職業と推理小説である前提で、全30話に分けてAIにアウトプットさせて制作した小説の後編です。

前編はこちら

第17話:怪しい影

アツヤの遺体発見後、一同は緊張感がさらに高まる中で互いに協力し、犯人の手がかりを探し求めた。モモは、アズキの兄やユウスケの同僚、アツヤとの関係性に着目しながら、事件の全容を解明しようと奮闘した。

その日の夜、モモはリミサンに関する情報を入手することに成功した。彼はかつてアズキの兄やユウスケの同僚とビジネス上のトラブルを抱えていたことが判明し、彼が犯人である可能性が浮上した。

しかし、リミサン以外にも怪しい影がちらついていた。コウヘイとコウタロウは、山荘内で何度も見かける不審な人物を追跡し始めた。その人物の正体は分からなかったが、彼らは彼が犯人である可能性を疑った。

一方、アユミはアツヤが最後に交わしたメッセージを調査し、彼が自分の命が危険にさらされていることを悟っていたことがわかった。また、アツヤはメッセージの中で、犯人が次に狙うであろうターゲットを暗に示唆していた。

モモたちは、アツヤが残した手がかりを元に、次の犠牲者を予測しようと試みた。そして、彼らはリミサンや不審な人物、他の参加者たちにも目を光らせ、犯人の正体を突き止めようとした。

夜が更ける中、山荘内ではさらなる事件が起こりつつあった。モモたちが予測していた通り、犯人は次なる犠牲者を狙っていた。しかし、犯人の正体はまだ見えないまま、緊迫した状況が続いていた。

第18話:新たな手がかり

翌朝、山荘のモトコが、自分の部屋で見つけた怪しいメモをモモたちに見せた。メモには、犯人が次に狙うターゲットと思われる人物の名前が書かれていた。一同は、犯人がこのメモをわざと残しているのか、それとも誰かが犯人に関する情報をリークしているのかを疑問に思った。

モモは、メモの内容をもとに、リミサンや不審な人物を含む全員のアリバイを再度調査することに決めた。一方、コウヘイとコウタロウは、山荘内での不審な人物の動向を監視し続けていた。彼らは、その人物が犯人である可能性が高いと確信していた。

モモが再調査を進める中で、彼女はリミサンとアズキの兄やユウスケの同僚、アツヤとの関係に新たな事実を発見した。それは、リミサンが彼らとのビジネス上のトラブルを解決し、和解していたことだった。これにより、リミサンが犯人である可能性は低くなった。

一方、コウヘイとコウタロウは、不審な人物が山荘の裏手で何かを埋める様子を目撃した。彼らはその場所を掘り返し、犯人が残したと思われる証拠品を発見した。それは、アズキの兄の持ち物だと思われるペンダントだった。

モモたちは、新たな手がかりをもとに、犯人の正体に迫ろうとした。しかし、犯人はまだ姿を現さず、一同は緊張感に包まれたままだった。彼らは、次の犠牲者が出る前に犯人を見つけ出さなければならないと焦りを感じながら、捜査を続けた。

第19話:衝撃の事件

夜になり、山荘の参加者たちはそれぞれの部屋で休息を取っていた。しかし、モモたちは犯人がまだ捕まっていないため、落ち着いて眠ることができなかった。緊張感が漂う中、モモはリミサンが危険にさらされていることを感じ始めた。

その夜、山荘内で再び悲劇が起こった。リミサンの部屋で、彼が無残にも殺されているのが見つかった。一同は驚愕し、犯人の正体にさらに混乱が生じた。リミサンが犯人である可能性が低くなったことから、彼が危険にさらされていることをモモは察していたが、彼女自身も犯人が狡猾で残忍な行動を取ることにショックを受けた。

一同は、リミサンが犯人ではなかったことに焦りを感じながら、再度犯人探しに力を注いだ。アズキの兄のペンダントを見つけたことで、彼が犯人である可能性が高まった。しかし、コウヘイとコウタロウが追跡していた不審な人物も、まだ犯人である可能性が捨てきれなかった。

アユミは、アツヤが最後に送ったメッセージをもう一度調べ、彼がリミサンの危険を予見していたことが判明した。しかし、そのメッセージには犯人の正体についての手がかりはなかった。

一同は、次の犠牲者が出る前に犯人を捕まえなければならないという重圧を感じつつ、新たな手掛かりを求めて捜査を続けた。しかし、犯人は彼らの期待に反して、さらに狡猾で残忍な手段を用いて、モモたちの前に立ちはだかり続けた。

第20話:緊迫の山荘

犯人がまだ捕まっていない緊迫感の中、モモたちはリミサン殺害の謎を解明するために、彼の遺品や部屋を調べ始めた。その中で、彼が最後に書いたメモが見つかった。メモには、「犯人に気づいた。危険が迫っている。」と書かれていた。しかし、犯人の名前は書かれていなかった。

モモは、リミサンが犯人に気づいていたことから、彼が犯人についての何らかの情報を持っていた可能性があると考えた。そのため、リミサンと他の参加者たちとの関係や会話を再度検証し始めた。

一方、コウヘイとコウタロウは、不審な人物が山荘内で何らかの罠を仕掛けているのではないかと疑い始めた。彼らは、山荘の各部屋や共有スペースを調べることにした。その中で、彼らは奇妙な仕掛けがされた扉を見つけた。その扉を開けると、山荘の地下へ続く階段があった。

モモたちは、この地下室が犯人の隠れ家である可能性があると考え、慎重に進んだ。地下室では、アズキの兄やリミサンの遺品、さらには犯人が使った凶器が見つかった。しかし、犯人の正体についての直接的な証拠は見つからなかった。

犯人についての情報が少しずつ明らかになる中、モモたちは緊張感が高まる一方であった。犯人はまだ彼らの目の前に現れず、山荘内のどこかに潜んでいることは間違いなかった。彼らは犯人の正体を突き止めるために、緊迫感に包まれた捜査を続けた。

第21話:犯人への追跡

モモたちは、地下室で見つけたアズキの兄やリミサンの遺品、凶器などの手がかりを元に、犯人への追跡を開始した。アユミは、アツヤが残したメッセージから、彼がリミサンと一緒に犯人に関する何らかの秘密を共有していたことを突き止めた。

一方、ユウスケは、アズキの兄が犯人ではないかと疑っていたが、モモは彼女の直感を信じて彼を無実と確信していた。そのため、彼らは山荘内に潜む他の犯人候補に目を向けることにした。

犯人は、自分の正体がバレることを恐れていた。彼は、モモたちが自分を追い詰める前に、次の犠牲者を狙い始めた。その犠牲者は、モモ自身だった。

夜中、モモの部屋の窓ガラスが割れる音で目を覚ました。彼女はすぐに、自分が犯人のターゲットになっていることを悟った。彼女は慌てて部屋から逃げ出し、他の参加者たちに助けを求めた。

モモたちは、彼女の部屋で襲撃痕を確認し、犯人がモモを狙っていることを確信した。彼らは犯人を追い詰めるために、山荘内を徹底的に捜索し始めた。モモたちは、犯人の正体が明らかになる前に彼を捕まえなければ、自分たちの命が危険にさらされることを痛感した。

緊迫した追跡が始まり、モモたちは山荘内の隠れ場所を一つずつ調べていった。そして、ついに犯人の隠れ場所を突き止めることに成功した。犯人は、山荘の裏手にある物置で待ち構えていた。

犯人と対峙したモモたちは、彼の正体を明かすことができるのか。そして、犯人はついに逮捕されるのか。緊迫の続く山荘でのサバイバルが、クライマックスを迎えようとしていた。

第22話:犯人との対決

モモたちは緊張に満ちた表情で、物置に潜む犯人に向かって進んだ。彼らは、犯人が突然逃げ出すか、反撃を試みるかもしれないと警戒していた。モモは、仲間たちに注意を促しながら物置の扉に近づいた。

一同が物置に入ると、そこには思いもよらない人物が立っていた。それは、コウタロウだった。彼は驚くべきことに、アズキの兄の変装をしていた。彼の目には、憎しみと絶望がにじんでいた。

コウタロウは、アズキの兄を装っていたことを認めた。彼は、アズキとリミサンを殺害した理由を告白した。アズキの兄が横領の罪で逮捕されたことを知り、彼を助けるために金が必要だったため、リミサンに金を無心しに行った。しかし、リミサンはその事実を山荘の参加者たちに告げると脅迫し、コウタロウは途方に暮れた。その結果、彼はリミサンを始め、自分に関係する人々を次々と襲撃することになった。

ユウスケは、コウタロウに投降するように促したが、彼は激昂し、刃物を振りかざして一同に襲いかかった。しかし、モモは彼の動きを見抜き、タイミングよく彼の腕をつかんで投げ飛ばした。

コウタロウは床に倒れ、悲痛な叫び声をあげた。モモは彼に近づき、「犯罪を犯してまで、本当にアズキの兄を助けられると思ったの?」と問いかけた。コウタロウは涙を流し、自分の罪を悔いるばかりだった。

その後、警察が到着し、コウタロウは逮捕された。彼の犯行が明るみに出ると、山荘の参加者たちは衝撃を受け、安堵の涙を流した。アズキの兄は無罪が証明され、釈放されることが決まった。

事件は解決し、モモたちも無事だった。しかし、彼らはコウタロウの行動が引き起こした悲劇に心を痛めていた。アズキやリミサンの命が奪われ、コウタロウも犯罪者として刑務所に送られる運命にあった。その後のクリエイター交流会「abalone」は、今回の事件を教訓に、より安全な環境で開催されることになった。

第23話:新たな交流会へ

数ヶ月後、再び開催されたクリエイター交流会「abalone」には、山荘での事件を乗り越えたモモ、アユミ、タイシ、ユウスケらが参加していた。今回の交流会は、都内のレンタルスペースで行われ、参加者たちは安心して楽しむことができた。

交流会では、モモが今回の事件を題材にしたミステリー小説を書くことを発表した。彼女は、自分たちが経験した悲劇を忘れることはできないが、その経験を小説にして人々に伝えることで、何らかの教訓を与えられるのではないかと考えた。

モモの小説は大成功を収め、彼女は一躍有名なミステリー作家となった。彼女は、これからも自分の経験や知識を活かして、犯罪を未然に防ぐためのストーリーを書き続けることを決意した。その後も、「abalone」のメンバーたちは互いに助け合いながら、様々な困難に立ち向かっていくことになる。

そして、モモたちは次第に、クリエイター交流会「abalone」で出会った仲間たちと共に、新たな交流の場を築いていく。彼らの交流会は、人々が互いに助け合い、成長し合える場所となり、やがて多くの人々に支持されるようになった。

山荘での殺人事件は、モモたちにとって忘れられない悲しい思い出となった。しかし、彼らはその経験を活かし、未来に向けて前進し続けた。そして、彼らは改めて、人間の絆や信頼がいかに大切であるかを深く理解することになった。モモたちは、自分たちの経験を通して、人々が互いに助け合い、信頼し合うことの大切さを広める活動を始めることを決意した。

第24話:絆と信頼の輪を広げて

モモたちは、「abalone」の活動を通じて、絆と信頼を大切にするイベントやワークショップを開催し始めた。彼らは、山荘での事件を糧に、人間関係やコミュニケーションの重要性を強調することで、参加者たちに心に残る体験を提供していた。

次第に、モモたちの活動は注目されるようになり、彼らはテレビや新聞などのメディアにも取り上げられるようになった。その結果、彼らの活動はさらに広がりを見せ、全国各地で開催されるようになった。

やがて、「abalone」のメンバーたちも増え、モモたちの思いが共有されるようになり、彼らの活動は世界にも広がっていった。多くの人々が、モモたちの活動に感銘を受け、絆や信頼を大切にすることを実践し始めた。

そして、モモたちは、人々が互いに助け合い、信頼し合うことで、地域や世界がより良い場所になることを信じて、絆と信頼の輪を広げる活動を続けた。彼らの活動は、多くの人々に勇気と希望を与え、さらに大きな変化を生み出すことになった。

結局、「abalone」は、単なるクリエイター交流会から、人々が絆と信頼を築くための場所へと進化していった。モモたちは、山荘での悲劇を乗り越えて得た経験を活かし、多くの人々に幸せをもたらす活動を続けることを誓った。

そして、モモたちの物語は、絆や信頼が人々の心を繋ぐ力となり、未来への希望を持ち続けることができる限り、どこまでも続いていくのであった。

第25話:新たな挑戦

数年が経ち、「abalone」の活動は、さらに多様化し、多くの人々に影響を与えるようになった。モモたちは、絆や信頼を築くだけでなく、新しいスキルを学び、創造力を発揮するプラットフォームも提供するようになった。

ある日、モモは、若者たちが社会に出る前に、絆や信頼を大切にする心を育むための教育プログラムを立ち上げることを提案した。彼女は、山荘での悲劇が繰り返されないように、若い世代に正しい価値観を伝えることが重要だと考えていた。

モモたちの提案は、「abalone」のメンバーたちにも賛同され、彼らは新たなプロジェクトに取り組むことを決定した。彼らは、教育プログラムを学校や地域で実施し、若者たちに絆や信頼を大切にする心を育む機会を提供した。

第26話:教育プログラムの成功

モモたちの教育プログラムは、多くの学校や地域で大変好評を博し、若者たちの心に大きな影響を与えた。彼らは、絆や信頼を大切にすることで、人間関係が向上し、地域が活性化されることを実感していた。

その後、モモたちは、教育プログラムをさらに発展させ、世界中の子どもたちにも届けるために、国際協力プロジェクトを立ち上げた。彼らは、世界各地で絆や信頼を大切にする心を育む活動を展開し、多くの人々に感動と喜びをもたらした。

第27話:アユミの謎の死

ある日、モモたちの平和な日常に突然悲劇が襲った。アユミが何の前触れもなく、謎の死を遂げてしまったのだ。彼女の遺体は彼女の自宅で発見され、その原因は一見すると自然死のように見えた。しかし、アユミはまだ若く、病歴もなかったことから、周囲は彼女の死に疑問を感じていた。

モモは、アユミと過ごした時間を思い出しながら、彼女の死の真相を解明しようと決意した。彼女は再び自称ミステリー小説コメンテーターとしての才能を発揮し、アユミの死について調査を始めた。その一方で、モモたちが共に築いた「abalone」の活動も続けられることになり、悲しみの中でも彼らは新しい挑戦を続けていた。

アユミの自宅に足を運び、彼女の部屋を調査するモモ。アユミの遺品や遺留品から手がかりを探そうとするが、一筋縄ではいかない謎に直面する。アユミの死の真相を追う中で、モモは彼女の隠された過去や秘密を知ることになるのだが、それはまた別の謎を生むことになる。

一方、アユミの死を受けて、モモたちの仲間たちも彼女の死の真相を知りたいと願っていた。彼らは、アユミが看護師時代に携わった病院での出来事や、彼女が抱えていた悩みについて話し合い、新たな情報を得ることができた。

モモはアユミの死について徹底的に調査し、遺族や友人たちから得た情報をもとに、アユミの死の謎に迫っていく。アユミの死の真相は、彼女の過去や抱えていた秘密に隠されていたのかもしれないと、モモは確信を持つようになる。

やがて、アユミの死の真相に関する手がかりが次第に明らかになっていく。アユミがかつて看護師として働いていた病院での出来事や、彼女が抱えていた悩み、そして彼女の周囲にいた人々との関係が、アユミの死の謎を解き明かす鍵となることがわかった。

モモはアユミの死に関わる重要な情報をつかむことに成功する。それは、アユミが看護師時代に関わったある患者との出会いだった。その患者との関わりが、アユミの心に大きな傷を残し、彼女の人生を狂わせてしまったことが判明した。

一方、「abalone」のメンバーたちも、アユミの死の真相を知ることで彼女の遺志を継ぎ、さらなる活動を広げることを決意する。彼らは、アユミがかつて携わった看護の現場や、彼女が抱えていた悩みを解決するための新たなプロジェクトを立ち上げることになる。

モモはアユミの死の真相を突き止め、彼女が過去の出来事によって抱え込んでいた心の傷から逃れられず、自らの命を絶つ決断を下していたことを悟る。アユミの死は悲劇であったが、モモたちは彼女の遺志を継ぎ、未来に希望を持って前進していくことを誓った。

第28話:交流の館での事件とアユミの死

モモはアユミの死についてさらに調査を進めるうち、彼女が過去に参加していた地域の交流の館での事件とアユミの死が関連していることが判明した。交流の館では、アユミが中心となって地域住民や子供たちと触れ合い、彼らの心の支えとなっていた。

ある日、交流の館で不審な男が現れ、子供たちに危害を加えようとしていた。アユミはその場に居合わせ、子供たちを守るために男と対峙した。彼女は勇敢にも男を撃退し、子供たちを無事に保護したのだが、その際に男から恨みを買ってしまった。

アユミの死の真相を追求する中で、モモはその男がアユミに復讐を誓っていたことを知る。男はアユミが看護師時代に関わったある患者の親族であり、その患者が過去の医療過誤事件で亡くなったことをアユミの責任だと考えていたのだ。

モモはその男がアユミに対して復讐心を持っていたことや、彼が交流の館での事件をきっかけにアユミの死に関与している可能性があることを突き止めた。そして、モモはアユミの死の真相を解明するため、その男を追跡し始める。

第29話:復讐心に燃える男を追う

モモはアユミの死の真相に迫るため、復讐心に燃える男の行方を一人で追い求めることに決める。彼女は、アユミが過去に看護師として関わった患者の親族である男が、交流の館での事件をきっかけにアユミの命を狙っていることを突き止めた。モモは、アユミの死の真相を解明し、彼女に正義をもたらすために、謎の男の居場所を特定しようとする。

まず、モモは男の過去を調査し、彼がどのような人物であるか把握することに専念する。彼女は、男が以前に犯罪歴があることや、周囲から孤立していることを知る。また、男がアユミに対する復讐心を強く抱いており、彼女に危害を加える可能性が非常に高いことを確信する。

次に、モモは男の行動パターンや頻繁に訪れる場所を調べることで、彼の居場所を特定しようと試みる。彼女は地道な足跡調査や監視カメラの映像解析を通じて、男が何度も立ち寄るある場所を突き止める。モモは、その場所が男の隠れ家である可能性が高いと考える。

さらに、モモは男が利用している交通手段や連絡手段を調査し、彼の行動を追跡する方法を見つけ出す。彼女は、緻密な計画に基づいて、男の居場所を特定し、彼と対峙する機会をつかもうとする。

モモの努力が実を結び、遂に男の隠れ家の場所が判明する。彼女は、この機会を逃すまいと、一人で隠れ家へ向かう決意を固める。アユミの死の真相を明らかにし、彼女に正義をもたらすため、モモは闇の中へと足を踏み入れるのだった。

第30話:謎の結末

隠れ家に辿り着いたモモは、周囲に注意を払いながら中に足を踏み入れる。しかし、そこには誰もいないようだった。モモは警戒しながらも、隠れ家の中をくまなく捜索し始める。男の足取りを追うことができれば、アユミの死の真相にも近づけるはずだと信じていた。

しかし、どの部屋も誰もいない。男の居場所が分からないまま、モモは戸惑いを感じる。そして、彼女は最後の希望をかけて、隠れ家の裏手にある小屋を捜索することにする。しかし、その小屋も空だった。男の行方はまだつかめず、真相には程遠い状況にモモは苛立ちを感じる。

諦めかけたモモは、隠れ家を後にしようとする。だが、その瞬間、突如彼女の背中に鋭い痛みが走る。驚くモモが振り返ると、そこには一人の女性が立っていた。彼女は冷たい表情でモモを見つめ、言葉も発さない。モモは瞬間的に気を失い、その場に倒れ込む。

その後、モモが目を覚ますことはなく、物語は未解決のまま幕を閉じる。アユミの死の真相は謎のまま、そして復讐心に燃える男の行方も分からないままだった。しかし、この物語はある意味、現実の残酷さや謎を抱えたまま生きる人々の姿を象徴しているかのようだ。

そして、物語が終わることで、読者は自分自身の中で真相を追求し、現実世界における謎や未解決の問題について考える機会を得ることになる。そうした意味で、この物語は終わりがあるようでなく、読者の心に残る不思議な魅力を持っていた。

 

2023 / 03 / 30  

AI小説『abalone交流会殺人事件』前編

本AI小説は、AIを活用し、登場人物と職業と推理小説である前提で、全30話に分けてAIにアウトプットさせて制作した小説です。
登場人物の名前と職業は私の身の回りの人物に許可をもらって使用しております。

AIが書いた小説がどのようなものなのか楽しんでいただければと思います。

第1話:台風の接近と山荘での交流会

ある台風接近中の日、山梨の山奥にある山荘「交流の館」に、様々な職業の人々が集まった。彼らは、月に1回開催されるクリエイター交流会「abalone」の特別編として、一泊二日の交流会に参加するためにこの山荘を訪れたのだ。

参加者たちは、自称ミステリー小説コメンテーターのモモ、声優のアズキ、Web制作会社役員のコウヘイ、元看護師のアユミ、ベンチャー企業社長のタイシ、カメラマンのアツヤ、マーケティング会社社長のコウタロウ、そして「abalone」主催者のリミサンである。彼らは互いの知識やスキルを共有しながら交流することを目的としていた。

山荘のオーナーであるモトコから案内を受けながら、参加者たちはそれぞれの個室に荷物を置いた。その頃、警察官のユウスケが山荘を訪れ、台風による被害が心配されるため、非常用の食料や防災グッズを準備するようにモトコに念を押していた。

夜になり、参加者たちはリビングで楽しく交流していたが、台風がさらに接近し、激しい雨と風が山荘を襲った。外出が困難な状況となり、全員が山荘で一夜を過ごすことになった。

翌朝、参加者たちはそれぞれの個室から出てきて、再びリビングで交流を始めた。しかし、台風の影響で外出できず、山荘内での活動が限られていたため、緊張感が漂っていた。

そんな中、モモは他の参加者たちと交流しながら、自分のミステリー小説知識を活かして、山荘に隠された秘密を探し始めることにした。彼女の好奇心が、後に予期せぬ事件へと繋がることを、まだ誰も知る由もなかった。

第2話:交流会の活動と突然の悲劇

台風が近づいている中、山荘「交流の館」で開催されているクリエイター交流会「abalone」の二日目が始まった。参加者たちは、昨晩の交流を経て、それぞれが持つスキルや知識について興味を持ち始めていた。

リビングに集まった参加者たちは、グループに分かれてそれぞれの得意分野について話し合い、互いに知識を交換し始めた。モモは、ミステリー小説について熱く語り、アズキは声優業におけるアドバイスを提供した。コウヘイはWeb制作のノウハウを披露し、アユミは看護師時代の経験をもとに、健康に関する情報を共有した。

一方で、タイシはビジネス戦略を議論し、アツヤはカメラマンとしての撮影テクニックを伝授していた。コウタロウはマーケティングの成功事例を紹介し、リミサンはクリエイターイベントの企画立案について説明した。

午後になり、参加者たちは山荘内でグループワークやプレゼンテーションを行い、交流会の活動を盛り上げていった。しかし、台風の影響で外出できず、緊張感が漂っていた。

夜になり、全員がリビングで食事を楽しんでいた時、突然アズキが悲鳴を上げた。彼女の部屋から血の気が引くような異臭が漂ってきた。恐る恐るアズキの部屋を確認したところ、床には血まみれのタオルが散らばり、壁には血の跡が残されていた。

驚愕した参加者たちの中に犯人がいることを悟ったモモは、自身のミステリー小説の知識を活かし、事件の謎を解明しようと決意する。これが、後に続く連続殺人事件へと繋がることを、まだ誰も知る由もなかった。

第3話:疑心暗鬼と共同捜査

山荘「交流の館」で開催されているクリエイター交流会「abalone」の二日目の夜、アズキの部屋で異常事態が発覚した。参加者たちは戸惑いつつも、状況を整理しようと集まった。モモはミステリー小説の知識を活かし、事件の真相を探るために皆で協力することを提案した。

ユウスケは警察官としての立場から、皆にアリバイの確認を求めた。アズキは他の参加者と同じく、リビングで夕食中だったと語った。他の参加者たちも同様に、アズキの部屋には近寄っていないことを証言した。しかし、誰かが嘘をついている可能性もあるため、疑心暗鬼が漂い始めた。

皆で部屋の捜索を始めることになり、モモはその中でアズキの部屋に残された血の跡に気づいた。それは何者かがわざと残したような痕跡であり、事件に関わる重要な手がかりであることがわかった。

一方、アユミは血まみれのタオルを調べ、血液型がアズキと一致することを突き止めた。しかし、アズキ自身は無傷であり、事件の背後に何らかの意図があることが明らかになった。

参加者たちは、それぞれの知識や技術を活用して捜査を進めることにした。コウヘイはWebカメラを使って山荘内を監視し、アツヤはカメラで現場の状況を記録した。タイシは皆に協力を呼びかけ、リーダーシップを発揮し、コウタロウはマーケティングの知識を活かして犯人の動機を分析した。

夜が更ける中、参加者たちは共同捜査を続けたが、まだ犯人を特定することはできなかった。しかし、モモは事件に隠された真相に近づいていることを感じ、次の日には事件が解決できると信じていた。その信念が、参加者たちに勇気と希望をもたらすと信じた。

第4話:迫りくる疑惑と新たな謎

翌朝、参加者たちは朝食をとりながら、前日の出来事を振り返った。山荘内に犯人がいることに疑いの目を向ける一方、皆は互いに協力し合い、事件解決に向けて歩を進めていた。

モモは自らのミステリー小説の知識を駆使して、犯人がどのような手口でアズキの部屋に血を撒いたのかを推理し始めた。しかし、その途中でアズキの部屋の窓から外を見ると、何者かが外で倒れているのを発見した。

驚いた参加者たちは急いで外へ出てみると、そこにはユウスケが額から血を流して倒れていた。アユミがユウスケの様子を確認し、幸い命に別状はないことを告げたが、明らかに何者かに襲撃された形跡があった。

事件が次々に起こり、参加者たちの緊張感は最高潮に達した。リミサンは交流会を中止し、皆で事件解決に専念することを提案した。皆は彼の意見に賛同し、共同捜査を続けることになった。

事件の手がかりを求め、参加者たちはそれぞれの知識と技術を活かして捜査を進めた。モモはミステリー小説の知識をもとに、犯人の手口や動機を探り、アズキは声優の力を使って、ユウスケが襲撃される直前に聞こえたという奇妙な声を模倣し、犯人が何を言っていたのかを解析しようとした。

一方、コウヘイとアツヤは山荘内の監視カメラの映像を調べ、ユウスケが襲撃された瞬間を捉えることができた。しかし、その犯人は顔を隠しており、特定することはできなかった。

事件が解決に近づく一方で、新たな謎が次々と現れ、参加者たちは迫りくる疑惑に立ち向かうことを決意した。そして、モモは事件の真相に迫る鍵となる重要な手がかりを見つけ出すことを誓った。

第5話:疑惑の影が忍び寄る

参加者たちは山荘内で続く事件に疲れを感じながらも、モモの熱意に感化され、事件解決への決意を新たにした。その日の夜、皆はリビングで情報共有を行い、お互いのアリバイを再確認し合った。

しかし、その最中に突然停電が発生し、山荘内は暗闇に包まれた。不安に駆られる参加者たちだが、モトコが懐中電灯を取り出し、皆に明かりを提供した。そのおかげで、何とかリビングに集まることができた。

停電が犯人による仕業だと考えるモモは、皆に警戒を呼びかけた。その後、コウヘイが山荘内の電源ボックスを調べに行き、電源を復旧させることに成功した。しかし、その間に事件はさらに深まっていた。

ユウスケが無事に目を覚まし、参加者たちに自分が襲撃された犯人について話すことができる状態になった。しかし、彼は犯人の顔をはっきりとは見ていないため、特定することは難しいと語った。ただ、犯人が何かをつぶやいていたことだけは覚えていた。

アズキはユウスケが聞いたという言葉をもとに、声優としての技術を使って犯人の声を再現しようと試みた。一方、コウタロウはマーケティングの知識を活かし、犯人が何を企んでいるのかを分析し始めた。

参加者たちは、それぞれの持ち味を活かして事件解決に尽力する中で、互いに疑い合いながらも協力し合い始めた。疑惑の影が忍び寄る中、モモは事件の真相に迫る手がかりを掴み取ることを決意し、次の手を考えていた。

第6話:犯人への糸口と新たな事件

参加者たちはそれぞれのスキルを駆使して事件解決に取り組み、犯人に関する手がかりを少しずつ見つけ出していた。アズキは犯人の声を再現し、コウタロウは犯人の意図を解析し、モモはミステリー小説の知識を生かして犯人が使ったトリックを突き止めようとしていた。

そんな中、新たな事件が発生した。タイシがリビングで倒れているのをモモが発見した。アユミがタイシの様子を診てみると、彼は薬物を飲まされて意識を失っていた。幸い、タイシの命に別状はなく、皆はひと安心した。しかし、犯人が再び動き出したことを意味していた。

参加者たちは、犯人が何を狙っているのかを明らかにすることを決意した。コウヘイとアツヤは監視カメラの映像をさらに調べ、タイシが薬物を飲まされた瞬間を捉えることができた。犯人は黒いフードを被って顔を隠していたため、特定することはできなかったが、犯人が現れる場所や動きにはあるパターンが見られることが判明した。

一方、リミサンは交流会の趣旨に沿って皆に協力を呼びかけ、事件解決に向けて連携しようと提案した。参加者たちはリミサンの提案に賛同し、それぞれの技能を活かして事件の手がかりを探し始めた。

アズキが再現した犯人の声を聞いたユウスケは、その声がどこかで聞いたことがあると言い出した。しかし、その声の主はどの参加者とも一致しないことから、彼は混乱し始めた。モモはこの事実が犯人への糸口になると確信し、事件の真相に迫るために皆にさらなる協力を求めた。

犯人の正体に迫るモモたちだが、新たな事件が次々と発生し、彼らは事件解決への道のりが険しいことを痛感した。

第7話:絆と疑念の狭間で

新たな手がかりが得られたものの、参加者たちは犯人の正体を特定することができず、疑念がさらに深まっていった。しかし、リミサンの言葉を受け、皆は絆を深めるための交流会を開催することに決めた。参加者たちはそれぞれが持っている特技を披露し、一致団結することで犯人に対抗しようとした。

交流会の最中、アズキとアユミは意気投合し、お互いの仕事や経験について語り合った。一方、コウタロウとコウヘイはビジネスのアイデアについて熱心に議論し、互いに刺激を受け合っていた。ユウスケとアツヤは、それぞれの職業で培った経験を共有し、互いに理解を深めることができた。

しかし、和やかな雰囲気の中にも疑念の影が忍び寄っていた。モモは犯人が参加者の誰かであることを忘れず、彼らの行動を注意深く観察した。その中で、彼女は犯人が参加者の中に紛れ込んでいることを確信し、彼らに気を許さないように忠告した。

一方、モトコは山荘の過去について調査を進め、山荘に関連する事件や不審な出来事が過去にも何度かあったことを突き止めた。彼女はその情報を参加者たちと共有し、犯人が山荘に関連する人物である可能性が高いと指摘した。

犯人の正体に迫りつつあるモモたちだが、絆と疑念の狭間で揺れ動く彼らは、次第に心に亀裂が入り始めていた。それでも彼らは犯人を突き止めるために協力し続けることを決意し、事件の真相へとさらに近づく手がかりを求めて奮闘した。

第8話:隠された過去と真実への道

犯人が山荘に関連する人物である可能性が高いとの指摘を受けて、参加者たちは山荘に関する情報を集め始めた。リミサンは過去のクリエイター交流会の記録を調べる一方、コウヘイとアツヤはインターネット上の情報を調べ上げた。

そんな中、モモは山荘の図書室でひとり、古い新聞記事を読み漁っていた。すると、彼女は山荘の建設時に起こった悲劇的な事故に関する記事を見つけた。それによれば、山荘建設中に労働者が事故死し、遺族が賠償金を求めて訴訟を起こしていた。しかし、結局訴訟は棄却され、遺族は泣き寝入りするしかなかったという。

モモはこの過去の事件が現在の殺人事件と何らかの関係があるのではないかと考え、他の参加者たちにもこの情報を共有した。皆はその可能性を検討し始め、犯人が過去の悲劇に関係する人物であることを疑い始めた。

一方、タイシが薬物を飲まされた事件の犯人を追ううちに、ユウスケは犯人が使った薬物に興味を持ち、その成分を調べ始めた。彼はアユミの協力を得て、薬物が特殊な麻酔薬であることを突き止めた。その麻酔薬は一般的には入手困難であり、犯人が医療関係者である可能性が浮上した。

次第に犯人の素性が明らかになりつつあるモモたちだが、それと同時に参加者たちの疑念も深まっていった。それでも彼らは互いに協力し合い、事件の真相への道を歩み続けた。果たして、モモたちは犯人の正体をつかむことができるのか?そして、隠された過去と現在の事件の関連性は何なのか?彼らの推理は次第に真実へと近づいていった。

第9話:犯人への疑念が絞り込まれる

犯人の正体が過去の悲劇に関係する人物であり、医療関係者である可能性が高まる中、モモたちは犯人に疑念を持つ参加者を絞り込む作業に着手した。モモはアユミの過去やアリバイを調べ始めた。一方、コウタロウとコウヘイは、山荘に関する情報をもとに犯人が何を目的に行動しているのかを解明しようとした。

アユミの過去に関する調査の中で、モモは彼女がかつて事故死した労働者の遺族と面識があることを突き止めた。アユミはその事実を隠していたが、彼女は過去にその遺族と共に病院で働いていたことを認めた。しかし、彼女は自分が犯人であることを否定し、過去の関係を隠した理由も説明した。遺族との関係がバレることで、自分が疑われることを恐れていたのだ。

モモはアユミの言葉を信じつつも、犯人が他にいる可能性も考慮し、彼女を疑い続けた。一方、コウタロウとコウヘイは山荘の過去に関する情報をもとに、犯人の動機を探ろうと試みた。彼らは犯人が遺族に復讐しようとしているのではないかという仮説を立てた。

その頃、ユウスケは特殊な麻酔薬に関する情報を調査し続けていた。彼はアユミ以外の医療関係者が参加者の中にいる可能性を探ろうとしたが、調査の結果、アユミ以外には医療関係者がいないことが判明した。

モモたちはアユミを犯人として疑う一方で、他の可能性も追求し続けた。しかし、次第に犯人への疑念がアユミに集中していく。アユミは自分が犯人ではないと訴え続けたが、参加者たちの信用は揺らぎ始めていた。

果たして、アユミは犯人なのか?それとも、他に犯人がいるのか?モモたちは真実を追い求め、犯人への疑念が絞り込まれる中で、事件解決への道を進んでいった。

第10話:意外な証拠が浮上

モモたちはアユミに疑いの目を向けるものの、他の犯人の可能性を完全には否定できなかった。そんな中、タイシが山荘の周辺を調査していた際に、意外な証拠を発見した。それは、アツヤが使っているカメラバッグに隠されていた特殊な麻酔薬だった。

この証拠により、アツヤが犯人である可能性が浮上した。アツヤは自分が犯人ではないと主張し、その薬物は知らないと言い続けたが、参加者たちの疑いは深まる一方だった。モモはアツヤが医療関係者ではないことから疑問を感じ、彼が犯人である根拠を見つけるために調査を開始した。

一方、アズキの遺品を調べるうちに、彼女が山荘の事故死した労働者の遺族と連絡を取り合っていたことが判明した。それにより、アズキが事件の真相に近づいていたことが明らかになり、彼女が殺された理由も判明した。

モモたちはアツヤに対する疑惑を追求し、彼の過去を調べることにした。調査の結果、アツヤはかつて医療関係の仕事をしていたことが判明した。しかし、彼はその職を辞めてカメラマンに転職したという。

アツヤの医療関係の経歴が判明したことで、犯人への疑念はさらに強まった。しかし、モモは彼が過去の悲劇とどのように関係しているのか、まだはっきりしなかった。果たしてアツヤが犯人なのか、それとも他に真犯人がいるのか?モモたちは新たな証拠を元に真相を追い求め続けた。

第11話:アツヤの過去と真実の糸口

モモたちはアツヤの過去をさらに調査し、彼がかつて山荘の事故死した労働者と同じ病院で働いていたことが判明した。これにより、アツヤが過去の悲劇に関与している可能性が高まった。しかし、アツヤは相変わらず自分が犯人でないことを主張し続けた。

モモはアツヤについてさらに調査し、彼が過去に患者を救えなかったトラウマを抱えていることを突き止めた。それが彼が医療の世界を離れる原因となっていた。モモはアツヤが犯人であることを疑いつつも、彼が本当に犯人であるかどうか確信が持てなかった。

一方、コウヘイとコウタロウは山荘のオーナーであるモトコから、山荘には隠された通路が存在することを聞き出した。その通路は、かつて労働者たちが使っていたもので、山荘内を自由に移動できることが判明した。モモたちはこの通路が犯人のアリバイトリックに利用された可能性があると考えた。

モモたちは隠された通路を調査し、そこから新たな証拠を見つけ出そうとした。その中で、彼らはアユミの指紋がついた薬物入りの注射器を発見した。この証拠により、アユミが犯人である可能性が再び浮上した。

アツヤとアユミ、どちらが真犯人なのか?それとも、他に犯人がいるのか?モモたちは糸口をつかみつつも、真相はまだ見えてこなかった。彼らは新たな証拠をもとに、事件解決への道を進み続けた。

第12話:緊迫する関係と真相への道

アツヤとアユミ、どちらが真犯人か分からないまま、モモたちの関係は緊迫していった。それでも、彼らは事件の真相を追い求め続け、犯人を突き止めるべく協力し合うことを決意した。

モモはアツヤとアユミのアリバイを再度調査し始めた。その結果、アツヤが事件当日に山荘の周辺で撮影していた写真を発見した。その写真には、アユミが事件現場から離れている様子が映っていた。これにより、アユミが犯人でないことが証明され、彼女の疑いは晴れた。

一方、コウヘイとコウタロウは隠された通路を調査し続け、その先にある秘密の部屋を発見した。その部屋には、山荘の事故死した労働者に関する記録が保管されていた。彼らはその記録を調べ、アズキが事故死した労働者の遺族と連絡を取り合っていた理由を探ろうとした。

一方、アツヤは自分が犯人でないことを証明しようと必死になっていた。彼は山荘の周辺で撮影した写真を見直し、自分が犯人でないことを証明できる証拠を見つけることに成功した。それは、アズキが襲撃された直前のタイミングで、彼が別の場所で撮影をしていたことを示す写真だった。

これにより、アツヤの疑いも晴れるかと思われたが、モモはまだ納得していなかった。彼女はアツヤが犯人である可能性を否定できず、彼の動向を引き続き監視することにした。事件の真相が徐々に明らかになってきたが、まだ犯人は特定できず、モモたちは緊張感に包まれたままだった。

第13話:過去の事件との繋がり

モモたちは、アズキが事故死した労働者の遺族と連絡を取り合っていた理由を調査し、彼女が実は労働者の妹であることが判明した。アズキは兄の死の真相を追い求めていたが、彼女自身が命を落とすことになってしまった。この新たな事実から、事件の背後には何らかの復讐の動機があるのではないかとモモたちは推測した。

一方、コウヘイとコウタロウは山荘のオーナーであるモトコから、山荘にはさらに隠された秘密があることを聞き出した。それは、山荘の地下にある謎の部屋で、その部屋は事故死した労働者たちが使用していたとされる。モモたちは、その部屋に何らかの手がかりがあるのではないかと考え、地下へと向かった。

地下の謎の部屋には、労働者たちが使っていた工具や資料が置かれており、その中にはアズキの兄に関する情報も含まれていた。更に、彼らはそこでアズキが隠していた手紙を発見した。手紙には、アズキが兄の死に関わる重要な情報を突き止めたことが記されていた。

モモたちは手紙の内容を分析し、アズキの兄の死に関わる人物が実は山荘にいることを突き止めた。しかしその人物の名前は明かされていなかった。彼らは、犯人がアズキの兄の死に関わる人物である可能性が高いと考え、新たな捜査の方向性を見つけた。

アツヤとアユミの疑いはいったん晴れたが、まだ真犯人はつかめていない。モモたちは、アズキの兄の死に関わる人物を特定するため、さらに捜査を進めることにした。事件の真相は、徐々に明らかになりつつあった。

第14話:狙われたユウスケ

アズキの兄の死に関わる人物を特定するため、モモたちは山荘での過去の事件について調査を進めた。その過程で、山荘で起こった別の不審死事件が浮上し、その被害者が実はユウスケの同僚であったことが判明した。

モモたちは、アズキの兄の死とユウスケの同僚の不審死には何らかの繋がりがあると推測し、ユウスケに詳しい話を聞くことにした。しかし、ユウスケはその話については何も知らないと言い切り、情報を提供することはなかった。それでもモモたちは諦めず、ユウスケの動向を監視することにした。

ある夜、山荘内で突然停電が起こった。そして、停電の復旧後、ユウスケが襲撃された痕跡が見つかった。彼は無事だったものの、アズキの兄の死に関わる人物が狙っていることは明らかになった。モモたちは、犯人が山荘の中にいることを改めて確認し、警戒を強めることにした。

一方、アツヤとアユミは、過去の不審死事件について調査を続け、山荘のオーナーであるモトコがその事件に関与している疑いがあることを突き止めた。彼らはモトコに詰め寄り、事件の真相を明らかにしようとした。しかし、モトコは否定し、アズキの兄の死に関しては知らないと言い張った。

モモたちは、アズキの兄の死やユウスケの同僚の不審死に関わる人物が狙っていることを確信し、犯人を突き止めるための手がかりを求めて捜査を進めた。しかし、真相に迫るにつれ、彼らの身に危険が迫っていた。

第15話:緊迫する山荘

モモたちは、アズキの兄の死やユウスケの同僚の不審死に関わる狙われた状況に警戒を強めつつ、山荘内での捜査を続けた。その過程で、リミサンがアズキの兄やユウスケの同僚と何らかのつながりを持っていたことが判明した。しかしその内容は不明であり、リミサンは何も話さなかった。

一方、コウヘイとコウタロウは、山荘内で他の参加者たちが話している様子を盗み聞きし、彼らにも何らかの秘密があることに気付いた。しかし、彼らがアズキの兄の死やユウスケの同僚の不審死と直接関係があるかどうかは分からなかった。

夜になり、山荘内はさらに緊迫した雰囲気に包まれた。ある参加者が、自分の部屋に不審な音が聞こえたと訴え、他の参加者たちも不安を募らせた。モモたちは、犯人が再び襲撃を試みる可能性があると考え、夜通し警戒を続けることにした。

その夜、モモたちは山荘内を見回りながら、アズキの兄の死やユウスケの同僚の不審死に関わる人物の特定に努めた。しかし、犯人の正体は依然としてつかめなかった。モモたちは疲れ果て、朝を迎えた。

朝になり、参加者たちが集まって朝食をとることになった。しかし、その席で突然、タイシが倒れ、意識を失ってしまった。モモたちは、タイシが何者かに毒を盛られたのではないかと疑い、犯人が山荘内にいることを改めて確認した。しかし、犯人の姿は見つからず、モモたちは彼らの捜査が急速に難航し始めた。

第16話:続く殺人

タイシが倒れた朝食の席で、モモたちは緊張感が一層高まる中、互いに疑いを抱きつつも犯人の手がかりを追い求めた。タイシは病院に搬送されることになり、一同は彼の無事を祈るばかりだった。

その日、モモたちは時間を見つけては山荘内や周辺で捜査を進めた。そんな中、アユミが山荘の裏手で、アツヤの遺体を発見した。彼は何者かによって暴行を受けた後、絞殺されていた。

アツヤが殺されたことにより、一同はパニックに陥り、さらなる緊迫感が山荘を覆った。モモたちは、アズキの兄の死、ユウスケの同僚の不審死、そしてアツヤの殺害に関連した犯人が、彼らの中にいることを改めて確信した。

モモはアツヤの死にショックを受けつつも、冷静に事件の解決に取り組むことを決意した。彼女はアズキの兄やユウスケの同僚とアツヤとの関係を調査し、犯人が次に狙うであろうターゲットを予測しようと試みた。

一方、コウヘイとコウタロウは、山荘内で他の参加者たちと協力してアツヤの遺体の周辺を捜査した。その結果、アツヤが最後に交わしたと思われるメッセージが見つかり、犯人への手がかりをつかむことができた。

モモたちは、アツヤの遺体発見をきっかけに、犯人の正体に迫ることができるかもしれないと考え、捜査を一層加速させた。しかし、山荘内に潜む犯人は、次なる犠牲者を狙っていた。彼らは気を抜くことなく、犯人を見つけ出すための手がかりを求め続けた。

 

後編へ続く

 

 

2020 / 12 / 18  

デザインポートフォリオの作り方

こんにちは。abalone運営責任者の山下です。

ここ最近で、デザイナー様からポートフォリオをいただくケースが多く、様々なポートフォリオを拝見させていただき、ディレクターの私から見て
「こんなポートフォリオがわかりやすい」「このポートフォリオは勿体ない」と思う事が多々あったので、あくまでディレクターの私から見て、相手に響きやすいポートフォリオについてお話させていただければと思います。

「実績がない」というのは言い訳

まだ実績がほとんどない見習いデザイナーのような方からもたくさんのポートフォリオをいただきました。
その際によく言われていたのが「まだ実績がなくて載せれるものが無いんです」というお言葉です。

ビジネスに直結しているお仕事としてのデザインを拝見させていただくのがベストではあります。
ただ、相手がデザイナーに成りたてであることを知った上でポートフォリオを見ているので、実績が少ない事はわかっています。

「私には仕事のチャンスがなかったので実績がないだけです。デザインには自信があります。」みたいなことを
口だけで言われても、だったら、それに代わるような自主制作デザインを10個でも20個でも掲載してくださいとしか思えないです。

実績は自分の手で作れます。
もちろん、利益の発生するものと比べると責任なども異なるので得られる評価が異なるかもしれませんが、それでも評価されます。

逆に、実績がない事を自分の課題だと捉えられない人は、デザイン以前に仕事をする人として評価を下げてしまうように思います。

 

デザイナーならデザインで伝えてほしい

これもポートフォリオが薄めの人に多いのですが、プロフィールのところに「デザインが好きでしょうがない」みたいなことを書いている人が何人もいました。
デザインが好きである事はデザインで伝えていただきたい。
デザインが好きでしょうがないのにポートフォリオが薄いという矛盾が不信感にしかならなかったりします。

上記でも書いたように、デザインが好きなのであれば、仕事上でお題を与えられずとも、描きたい気持ちが抑えられずに、自ら作品を生み出していくものだと思います。

いかにも「実績は少ないですが気持ちはあります」みたいなアピールをされても信用することはできません。

実は、これは私も大学生の頃に、就職活動の際に指摘されました。
大学生の頃は「企画部」などが花形に見えていたので、安直に企画部を志望したりしました。
その際に、私も、企画部に入りたいという想いで「企画が好き」と書いたりしたのですが、その際に面接官に「企画が好きだというなら、与えられなくても企画は出来るはずなのに何もしてこなかったのはおかしい。それを企画が好きだというのはただの嘘つきだ」と言われました。

このように、一般社会では、簡単に口にした言葉なんて意味を持たず、本心で語らなければ意味がありません。

 

もしくは、口にするならちゃんと行動で示す必要があります。もし「デザインが好き」と言いたいのであれば、与えられなくてもデザインの事を考えてデザインを描き続け、デザインが好きである事を実証する必要があります。

ドキュメントはPDFもあるとベター

SNSを利用する人も多いようですが、汎用性の高さを考えるならPDFがベターです。さらに贅沢を言えば、ダウンロードURLを用意しておいて、ダウンロードしに行けばいつでも最新のポートフォリオがダウンロードできるようになっていると、確認する側からするれば非常にありがたいです。

ポートフォリオはどこまで載せていい?

基本的には契約書に順じます。そのため、契約書を交わしていない場合、ポートフォリオに掲載したとしても良いと考えられます。
但し、直取引ではないような場合、間に入っている制作会社や代理店は、手間の問題からわざわざ契約書を結ばないような事もあります。
そのため「契約書を交わさなくても、勝手に実績に掲載してはいけないことくらいわかるよね?」という前提で考えている企業も多いです。

契約書を交わしていないのだから、掲載しても良いと判断することで、制作会社や代理店から信頼されなくなり、次の仕事に繋がらなくなってしまったり、その制作会社や代理店だけではなく、制作業界は狭いので、その制作会社や代理店の人が転職して他の制作会社や代理店に移った際にも、ブラックリストとしてみなされるため、権利を主張するだけの強引なポートフォリオ掲載は大きなリスクを背負うという事を理解しておく必要があります。

ポートフォリオも、公開用非公開用で掲載範囲を分けている人もいます。顧客に確認しても、非公開ならOKということもあります。

公開用とは主にWEBサイトやSNSなど、一般の方が見ようと思えば見れるようなものを指します。

非公開には少し段階があり、PDFや印刷などで相手に渡すことは出来るけど、一般公開していないモノと、実際のその場で画面や紙などで見せるだけで、相手の手元に残らないようにするようなものがあります。

どれであっても、契約上で実績公開NGになっていれば、やってはいけない事になりますが、事実上、その場で画面や紙などで見せて、相手の手元の残さないような場合は
「ここだけの話」というような形で実績紹介するようなケースも多いようです。

ポートフォリオのデザインはシンプルで良い

たまにポートフォリオ自体にやたらと装飾を施すようなタイプを見かけますが、私としては見にくいだけです。
それに、そういうポートフォリオを作る人だと
「相手が何を見たいのかを考えられないデザイナーなのかな」
と思ってしまいます。

ポートフォリオは作品のイメージがしっかりと伝わることが大事です。
作品以外の部分をごちゃごちゃさせてしまって作品の邪魔になるようなポートフォリオは、評価を下げてしまう可能性があるので注意が必要です。

ポートフォリオは常に準備を

デザイナーの方からコンタクトをいただいた際に「参考までにポートフォリオをいただけますか?」と伺うと「ちょっと情報が古いので最新版になったものを用意するので時間をください」と言われるケースがあります。

このこと自体には問題はありません。
ただ、そのために「1週間待ってください」と言われてしまうと、私の場合は「この人は仕事に対するスピード感が遅いのかな」と判断してしまいます。

そもそも私としては完ぺきなポートフォリオが欲しいわけではありません。判断できる程度に実績や作品が掲載されていれば良いんです。
それに1週間かかってしまうようなのであれば、そもそもとして仕事に対するスピード感がマッチしていません。

これはあくまで私の視点になってしまうので、すべての方がそういうわけではないとは思いますが、このようなアンマッチが生まれてしまう事があることもあるのだと念頭に置いていただけると良いのかなと思います。

古い作品は掲載しないという考えもアリ

このあたりは判断が難しいのですが、ポートフォリオを拝見させていただく際に、昔の実績が掲載されていて、あまり上手ではないデザインが掲載されているようなケースがあります。
私の場合は、こういうポートフォリオを見ると少し迷います。
このデザイナーはクオリティに波があるのかな?とか、苦手な分野があるのかな?とか色々と考えてしまいます。

もちろん必ずしもマイナスだとも限らず、こういうデザインも描けるのかなとか幅の広さを感じられるようなケースもあります。

ただ、あまりにデザイナー駆け出しの頃にデザインして、今の自分から見てクオリティが低いと感じられるようなモノであれば、ポートフォリオから外すことを検討する方が無難かもしれません。

ポートフォリオにプロフィールは必要か

私はポートフォリオに掲載されているプロフィールもしっかり読みます。ただ、無駄に気持ちだけをアピールするような内容が入っていても響きません。あくまで、どのような経歴を持っていて、どんなことをしていたのかを確認する程度です。
過去の経歴などを見て、こんなデザインが得意なのかなとか、昔はデザインに関わっていなくても、こんな業界にいたのであれば、こんなデザインを多く目にしてきたのかな、などと考えたります。

プロフィールをみて、実績にはないカテゴリーだけど、こんなデザインとかやってもらったらマッチするのかもしれないなどと考えたりもするので、経歴などは入っている方が読む側としては参考になります。

逆に、個人的には、好きな食べ物とか、好きな動物とか書かれていても「お友達にでもなりに来たのかな?」とか「保険屋さんみたいなプロフィールですね」程度にしか思わず、親近感がわいてくることはありません。

可能であれば単価感が書いてあると

これはあくまで読む側の立場だけのことを考えたことになりますが、ポートフォリオの最後の方に作業の単価表とかが入っていると発注しやすくなります。
もちろん、単価なんて相手によって微調整したいところだとは思うので、ポートフォリオに書いてしまう事が自分の首を絞める事にもなってしまうので、書いた方が良いというお話ではありません。

ただ、どんなサービスでも単価が記載されていると話がしやすいのでとても楽です。

実績の内容によって与える効果が異なる

ポートフォリオに掲載するものは「大手のモノの方が良い」とか「成功したモノが良い」とか考える人もいるようですが、それぞれで捉え方が違うので色々なケースが掲載できるなら色々なケースを掲載する方が良いです。

例えば大手のデザインを手掛けている場合、大手のデザインをやっているから良いデザイナーというわけではなく
「このデザイナーは大きなプロジェクトを体験したことがあるデザイナー」という評価になります。
逆に、個人商店を手掛けている場合は、そういう規模のデザインしか出来ない人と評価されるわけではなく
「個人商店をしっかりと相手に出来るデザイナー」という評価になります。
どちらが良いというわけでもなく、あくまで経験値なのかと思います。

デザインとしては個人商店を相手にしている方が判断しやすく、個人商店を相手にしている場合はある程度デザイナーの思うようにデザインをコントロールしやすいので、それがデザイナーの提供したかったデザインなのかなと判断したりします。(もちろん安価なサービスとして提供する場合は制作内容に制限を設けたりするようなこともあるかと思いますが)

逆に、大手のデザインを手掛ける場合は、判断する人も多かったりするのでディレクターなどの意向によって、デザイナーの持っている能力以上のデザインになることもあれば、デザイナーの能力を活かしきれずにクオリティの低いデザインになるような事もあります。

そのため、大手のデザインを手掛けている場合は、あくまで経験としてしかとらえにくく、大手を相手にしているから優秀なデザイナーであるという判断には至りません。

なので、どっちが良いとかは考えずに、実績として持っているのであれば掲載していくのが良いかと思います。

戦略的なポートフォリオが作れるならベストだけど

ポートフォリオを作る際に自分自身の強み伝えられるポートフォリオになっているのはベストだと思います。

「何でも出来ます」は「何もできません」とイコールだと言われるように、特徴のないクリエイターはオファーされにくいというのがあるのは事実です。

ただ、それは作品だけに限られた事ではありません。

「レスが早い」「単価が安い」「話しやすい」など様々な要素があっての戦略というのもあるので
裏付けもないのに「女性向けデザインが得意」とか「LPが得意」などの作風に対して無理に特徴を付けてしまうと、自身の魅力をうまく伝えられなくなってしまうようなこともあるので注意が必要です。

自身の力の中で最も強いものは「経験」です。制作に限らず、自分はどんな人生を歩んできてどんなことをしてきたのかが、きっと自分の強みのヒントになっています。
焦って、無理に強みを作り出そうとするよりも、まずはポートフォリオには実際の経験を掲載してみて、経験を積んでいきながら、方向性を絞ったポートフォリオに更新していくという方が良いやり方だと私は思います。

2020 / 07 / 08  

フリーランスクリエイターの活きた営業方法

当交流会の多くはフリーランスクリエイターの方です。

当交流会の主催者の私も2013年からフリーランスを続けております。
私は、今では法人化した方が得になるくらいは利益を出せるようになりましたが、最初から上手くやれたわけではありません。
本記事では、そんな私の体験に則して、フリーランスクリエイターの営業方法(案件獲得方法)についてお話させていただきたいと思います。

営業の前に自分と相手を知る

営業活動というとついついアプローチ方法から検討してしまいがちです。
私も実際そうでした。営業ツールを作ったり、交流会に出向いたりして色んな人に「制作が出来る人」をアピールしました。
これは典型的な失敗例です。

実際に、当時の本人は失敗であるかどうかはわかっていません。
何故なら、成功と失敗を知らないからです。たくさんの交流会に行って、たくさんの人に触れあい、たくさんの人にアピールすれば案件を獲得できるケースはあります。
そのため、案件が1件でも獲得できれば成功と勘違いしてしまいやすいのですが、しっかりと対策されたアプローチと何も対策せずに行ったアプローチでは、案件獲得率が雲泥の差になります。

たくさん営業活動しているのに、なかなかお財布が潤わないという場合は、このようなケースが考えられます。

では、本来はどうすべきだったのか。

1.自分にできる事は何か?

2.自分の顧客は誰か?

この2つをしっかりと詰めておく必要があります。

自分にできる事は何か?

これがわかっていないというのは、トランプ遊びが好きだからロサンゼルスに行ってギャンブルで稼いで生きていこうとするような危うさがあります。

自分にできる事の基準として、100名単位の同業種交流会に参加した際に、必ずベスト5に入る自信のあるものを明確にできていると良いでしょう。
そのため「デザインができます」とかはダメです。デザインができる人はたくさんいます。

あと「安さに自信がある」もダメなケースが多いです。戦略的な価格設定のもと、低価格化を実現できているのであれば良いのですが、フリーランスの場合は身を削って価格を下げているケースが多く、案件が取れても収益性が低くて疲弊し継続が難しくなるようなケースを多々見てきています。

もし、ベスト5に入れるような強みがないという場合は、強みを作ってください。
まずは、強みがないと営業としては成り立たせるのが非常に難しくなります。
強みを作るという事は決して簡単な事ではありませんが、強みがないまま難しい営業を続ける事と強みを作り出すことを比較すれば、強みを作り出すことの方がよっぽど簡単です。

自分の顧客は誰か?

強みを持っていても、自分の顧客が誰なのかがわかっていないケースも非常に多いです。
仕事さえもらえれば誰でもいいという気持ちはわからなくもないです。ただ、それは結果に過ぎず、営業のアプローチを行うのであれば、自身の強みやサービスが最も刺さる相手にアプローチを行い、成約率を上げることが非常に重要となります。
とくにフリーランスが相手にできる顧客数なんてたかが知れています。
もしかすると一生のうちに600人もいないかもしれません。(顧客単価が50万円、年収600万円、50年想定)
であれば、売る相手は600人で良いのです。さらに600人のうちの50人で良いので、そのサービスを最高評価し、依存してくれる人(ファン)がいればそれで十分です。

発注者に成り得る人たち全員に刺さる必要なんてないんです。
逆に、発注者に成り得る人たち全員にウケるようなアプローチを行うから、他者との差別化か曖昧になってしまって、刺さるモノも刺さらなくなるのです。

しっかりと顧客を絞り込んでおくことが重要です。

営業は大きく2方向から攻める

「営業」というと「新しい顧客」の獲得を考えがちですが、新規顧客の獲得だけが営業ではありません。

営業は

・新規顧客の獲得

・既存顧客の拡大

この2種があります。

当たり前の事ですが、この2種類はそれぞれで対応や案件獲得フローが異なります。
しっかりと両面を対応する事がベターです。

新規顧客に必要な対応

・リードの獲得
・顧客理解
・関係づくり
・提案
・クロージング(発注)

これらが一般的な対応になるかと思います。この中でも一番重たいのが「リードの獲得」です。
リードの獲得にも色々な方法がありますが、このリード獲得で営業失敗している人をたくさん目にしてきているので、本記事を読んでいただいている方には、是非、改めてご検討いただければと思います。

リードの獲得方法①
SNS(主にTwitterやinstagram)

私が最もお勧めしない営業方法です。これは最初にお話している「自分の顧客は誰か?」に対してマッチしているなら良いですが、多くの方がマッチしていません。
たまにあるまぐれ当たりを正当化してSNSに力を入れることは無駄と言えます。
もちろんSNSそのものを否定するつもりもありません。営業と考えていなくて、SNSに時間を費やすことが趣味であれば、そういう範囲で楽しんでいただければ良いですし、もともとご自身にネームバリューがある場合は、価値を生みやすいので自身のブランディングツールとして成り立ちます。
そうでない場合、SNSを営業ツールと考えるのは浅はかです。
もっと他の営業に時間を費やした方がよっぽど効率的です。
普通に考えてみてください。あなたのお客様は「SNSの有名人」を求めているのだと思いますか?

リードの獲得方法②
クラウドソーシング

無料のマッチングサービスと定義させていただくと、クラウドソーシングもあんまりお勧めしません。
このケースも案件自体は存在しているし、案件の分だけ、発注されているという実績はあるのですが、クラウドソーシングは価格競争の要素が強すぎるので案件獲得率が落ちやすくなります。
クラウドソーシングでお小遣い稼ぎをしようとしているクリエイターも多いので、そういう人たちとも価格勝負をしなければならないと考えると、しっかりと生活をしようとしているフリーランスにとっては不利になりやすいと考えられます。

リードの獲得方法③
マッチングサイト

有料のマッチングサイトと定義させていただきますが、上手くいくと定期的な案件獲得としては利用できる場合があります。
私が知る限りでは月額5万円~15万円くらいのモノが多く、そこそこの案件数を紹介してくれます。
ただ、あくまでマッチングサイトなので、サイト運営者は依頼者に対して、5,6社程度紹介するケースが多いです。
そのため、その5,6社に勝てるサービスやアプローチが必要になります。高くても15万円くらいなので、月2案件獲得できれば、多くの場合は利益化するのではないかと思います。
仮に案件が獲得できなくても、顧客との繋がりを買えると思えば、元を取れるという考え方もあります。
懐に余裕があればチャレンジしてみるのも良いかもしれません。

リードの獲得方法④
紹介

一番のオススメ営業方法です。「紹介」といっても偶発的な紹介ではありません。紹介してもらえる仕組みづくりが重要です。
そのためには、紹介をしてもらいやすいように、紹介者に「自分に何ができるのか?」「何が売り物なのか?」をしっかりと知ってもらうための説明や資料が必要です。
さらに、紹介者へのメリットもしっかりと提示しておくと紹介してもらいやすくなります。
紹介という書き方をしていますが、平たく言えば「営業代理店」を利用するという方法です。
ただ、一般的な営業代理店を名乗る人は、商材をたくさん持ちすぎていて、自分の商材を前に出してもらいにくいので、営業代理店になってもらえる人をしっかりと検討する必要があります。
たまに営業代理店を探すためにSNSをやっている人もいますが、営業代理店はしっかりとしたコミュニケーションや信頼関係が重要となります。
そういうキーパーソンをSNSからしか探せないという時点で私はその人の繋がりの作り方自体を疑ってしまいます。

リードの獲得方法⑤
DM

オンラインであってもオフラインであっても、ターゲットがマッチしているのであれば、やる価値はあるかもしれません。但し、ターゲットをしっかりと決めて、ある程度の数量をばらまく必要があるので、自身のブランディングの在り方ややり方などをしっかりと検討したうえで実施すべきかと思います。

リードの獲得方法⑥
飛び込み営業

言うまでもなくお勧めしません。時間もかかる上に、リード獲得率も著しく低いので実施しない方が良いです。

リードの獲得方法⑦
WEBサイト(オウンドメディア)

これも手をつける人は多いです。このあたりは、知識が高いのであれば勝負できるかもしれません。
サイトの役割は「リード獲得」以外にも「案件のクロージング」要素の1つになる事もあります。
「クロージング」のネタとしてサイトを持つことは重要です。もしサイトがないのであれば、簡易的でも良いので持った方が良いです。
サイトがないと契約できないような会社も存在するのでつまらない案件ロスにならないようにしましょう。
一方、「リード獲得」の場合のWEBサイトとなるとオウンドメディア化が中心となりやすいですが、勝負する相手が誰なのかをしっかりと考えた上で実施すべきかと思います。
オウンドメディア上の競争では中規模の制作会社や比較サイト、マッチングサイトが圧倒的に強いので、そういう会社にも勝てるだけの自信があるならチャレンジしても良いかと思います。
そうではないのであれば、「クロージング」に特化させて、リード獲得としては切り捨てる方が、無駄な時間とコストを消費せずに済みます。

以上がよくあるリード獲得方法ですが、私のお勧めは「紹介(営業代理店)」です。
逆にみんながやりがちでお勧めしないのはSNSです。

既存顧客に必要な対応

・継続的な関係づくり
・状況把握
・提案

対して、既存顧客は既に繋がりを持っている顧客なので「リード獲得」という行動をとる必要はありません。
そのかわり「継続的な関係づくり」が重要となります。
継続的な関係づくりは人それぞれですし、相手によって異なるため、一概に言えるものではありませんが、一例をご紹介します。

継続的な関係づくり①
メールマガジンなどのお知らせ

お客様の中にはメールマガジンを嫌がる方も多いかと思います。メールマガジンを送付する場合は頻度や内容をしっかりと検討したうえで送付する事をお勧めします。
新しいサービスができたり、お客様にとって得な情報があれば、お客様から連絡をいただくことができたり、別途の案件などで話している時に、話題に上がって契約につながるような事もあります。

継続的な関係づくり②
メール

メールでのやりとりを定期的に行うというのも手段です。頻度が多いと鬱陶しくなりますが、「最近はいかがですか?」的なものをたまに送付する分には問題ないことが多いです。
その際に「お仕事をください」という色が強いと嫌われることが多いので、文面や内容はしっかりと検討してから送付するようにしましょう。

継続的な関係づくり③
電話

メール以上に鬱陶しいアプローチではありますが、例えば「近くまで来たので寄っても良いでしょうか?」などの電話や、何か食事やイベントのご招待、またはちょっとした質問などで電話するのはアリな場合もあります。
電話は相手の時間を強制的に割いてしまうので、相手への配慮が必要になるので注意しましょう。

継続的な関係づくり④
会食

これはそれなりに関係が作れている前提になりますが、定期的に食事に行くことができると親密な会話がしやすいです。
私の場合も、会食でお仕事をいただくケースが多いです。ちなみに、会食の費用に関して全額を負担すべきかという悩みがありますが、私個人としては、完全におごる事はオススメしません。
会社であればわかりますが、フリーランスで背伸びして奢るのはちょっと痛々しく見えます。もちろん相手にも寄ります。しっかりと見極めないと関係を崩すことになるので気をつけましょう。

継続的な関係づくり⑤
SNS(主にFacebook)

SNSでのリーチ獲得はお勧めしませんが、SNSでの関係持続はアリだと思います。但し、知ってほしい事と知ってほしくない事が混在する場合もあって、トラブルになる事もあり得ます。
例えば、案件が遅延している時に、SNSで投稿があったりしたときに、仕事とプライベートを割り切ってくれる方もいれば、投稿するくらいならさっさと案件に取り組んでほしいと思う方もいます。
自身のSNSのあり方や相手を見極めて繋がるようにしましょう。

これらの方法は一例なので他にももっと関係持続方法はあるかと思いますし、相手によっては継続的に案件を発注してもらいづらい会社や人もあるかと思いますが、少なくとも年間予算を組めている会社や制作会社などの場合は定期的な発注を見込めるので既存顧客としての営業はしっかりと行っておく方が良いでしょう。

さて、「新規顧客」への営業方法と、「既存顧客」の営業方法を両方ご紹介しましたがいかがでしたか?

営業は「新規顧客」「既存顧客」の両方に行っていく方が良いです。
新規顧客がないと既存顧客はあり得ないので新規顧客の獲得に夢中になるのはわかります。ただ、制作会社を辞めてフリーランスクリエイターになった方の多くはどちらかというと「既存顧客の拡大」の方が得意なはずなのです。
会社などで仕事をしていた時は、新規顧客の開拓なんて経験する機会はほとんどありませんが、既存顧客との関係づくりというのは、お客様と関わって仕事をしてきたのであれば経験済みの事かと思います。

上記の対応内容をみても、「既存顧客」からの案件獲得よりも、「新規顧客」のリード獲得の方が圧倒的に難易度が高くなるので、「既存顧客」への営業活動をしっかりと行っていくことをお勧めします。

営業強化に交流会を利用しよう

さて、交流会のサイトなので、最後の結びは交流会へのいざないになります。

営業強化のために交流会では

・周りのクリエイターと自分を比較し、自分の強みを認識する
・制作会社や発注に繋がるクリエイターとの繋がりを作る
・自身のアプローチトークを試す
・周りの営業方法を参考にする

などを意識すると価値を高めやすいかと思います。

交流会は定期的に開催していますが、後回しにするほど機会損失になりやすいです。
思い立ったが吉日。
是非、本交流会への参加をご検討ください。

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