お知らせ・クリエイターコラム
交流会で自分自身をSWOT分析してみよう
SWOT分析とは
S(Strengths)
W(Weaknesses)
O(Opportunities)
T(Threats)
の頭文字をとったものです。
戦略意思決定時の参考にするためによく用いられます。
S(Strengths):内部の強み
W(Weaknesses):内部の弱み
O(Opportunities):外的機会
T(Threats):外的脅威
上記、それぞれの情報を踏まえたうえで、強みや機会を活かし、弱みや脅威を補い・排除します。
これは個にも通じるもので、交流会においても非常に役立つと考えられます。
交流会でしっかり自分を知ってもらうために
abalone交流会では同業者が多く参加します。
異業種交流会では、所属業界自体が一つの特徴となりますが、同業者が集まる場合、その特徴がなくなり、さらに差別化が必要となります。
例えば、デザイナーさんの場合、同じデザイナーが居た時に明確に他者との違いをお話できますか?
同業種交流会では、その違いを明確にすることで、ニーズが生まれ、特徴が生まれ、相手に覚えてもらうこともできて、何か案件があるときに「○○のあの人へ」となりやすくなります。
また、自分自身をSWOT分析するのにも交流会という場は非常に適していると言えます。
自分自身をSWOT分析してみよう
自分自身の強みと弱みを明確にしてみましょう(S・W)
特に誰かに公開するものでもないので、自分に正直に、「本当にそれは強みなのか?」「本当の弱みに向き合っているか?」考えてみてください。
弱みに関しては、項目を挙げやすいのではないでしょうか?
逆に強みに関しては、真剣に考えれば考えるほど、「何が強みなのかわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方は、チャンスだと思ってください。絶好の成長機会です。
強みにも色々なモノがありますが、もしかすると「ない」という可能性もあります。
これは、外的機会があれば、ある程度補填できる場合もあります。
但し、外的機会が衰退した場合に一気に落ち込んでしまう可能性があるため非常に危険な状況と言えます。
もし「ない」のであれば、しっかりと意識して作り上げていく事をお勧めいたします。
周りの状況を確認してみましょう(O・T)
次に外的要因を確認してみましょう。
まずは外的機会(チャンス)から。
ここは交流会だからこそよく見えるところです。
色々な方とお話して、業界の動向などを聞いてみてください。
景気が良いのか?または悪いのか?
景気が良い場合はどのようなことをしているところが景気が良いのか?
そして、その理由が何か?景気が悪い場合も同様です。その詳細と要因を掘り下げてみてください。
また、交流会内に発注者となる方もいらっしゃいます。そういう方からは、どんな需要があるのか聞いてみてください。
さらに、競合になり得る方々がどんな特徴を持った仕事をしているのかをしっかりと聞いてみてください。
競合がいるということは、リスクの可能性があるという事になります。
そして、最後にまとめます。
自分がどう在るべきか
SWOTの内容を踏まえ、どのように事業戦略を立てるべきか、すなわち、フリーランスの場合は、自分がどう在るべきかということになります。
もちろん、「自分が世の中に何をしたいのか」という部分も非常に重要だとは思います。
それも踏まえたうえで、なお、SWOTの内容をよく観察し、戦略を立てます。
弱みに関しては、他者で補うという手段もあります。交流会で出会った方と協業関係にあることで
自分の弱みを補ってもらうことができます。
強みは、交流会にいる競合などを観察しながら、自分だけのものをしっかりと見つけることができます。
外的要因は、しっかりと観察することでリスクを避け、チャンスをつかむことができます。
このように、自分自身をSWOT分析する場合、業種限定交流会は非常に役立つものとなります。
是非ご活用ください。