お知らせ・クリエイターコラム
異業種交流会よりも業種限定交流会

こんばんわ。abalone担当者、山下です。
私は5年前にウェブ制作会社を辞め、独立しました。
独立当初は、縁が繋がって良い仕事に巡り合えることを信じ、異業種交流会に行く機会が多かったんです。
異業種交流会に行くことで色々な出会いがあり、多くのことを学ばせていただきました。
今でもお付き合いのある方は少なくありません。
ただ、当初の私は、新しいお仕事を獲得することを目的に異業種交流会に参加させていただいておりましたが、私自身の感想でしかありませんが、異業種交流会で仕事を獲得するのは非常に骨が折れます。
特に私のように、WEB制作を目的とした人が異業種交流会で仕事を獲得するのは非常に難しいと思います。
異業種交流会に仕事はない
私が今までに参加させていただいた異業種交流会にいらっしゃった主な参加者の方は
・保険業の方
・不動産業の方
・販売系営業の方
・集客系WEB制作会社の方
・コンサル会社の方
でした。
パッと上記を見ただけでも「売込み」の方が多いのがわかると思います。
異業種交流会に参加されている多くの方は、商品やサービスを「売り」に来ているのです。
売り手が集まっているのに、買い手が参加していないので、買い手に出会える確率は非常に稀なモノになります。
やっと出会えた買い手も少数なので、参加者の中で競争が始まります。
これでは、フリーランスのお仕事マッチングサイトに応募することと差ほど変わらなくなってしまいます。。。
他にも多いのが「繋がり」を作りに来ている方です。
繋がりを作りに来ている方は、それ自体を一つのビジネスの形にしていて、facebookで500人とか1000人のお友達を抱え、交友関係からビジネスを行ったり、イベントや交流会を開催することで自分のコミュニティに引き込みたいと考えている方々です。
もちろん、純粋に色々な繋がりを作って、色々なことを吸収したいという考えで参加されている方も少なくありません。
どちらにしても、異業種交流会でWEB制作会社を探している人なんてほぼいません。
そもそも「ホームページを作ってほしいから異業種交流会に探しに行こう」という発想が基本的にありません。
だったら、googleで「地名」「WEB制作会社」などのキーワードで調べて、見つけた会社へ連絡する方が当たり前の行動です。
はっきり言って、異業種交流会でWEB制作のお仕事を獲得しに行くくらいなのであれば、昔の同僚や会社に営業しに行く方がよっぽど効率的です。
実は業種限定交流会の方が仕事がある
異業種交流会に参加しながらも、時に、業種限定交流会に参加させていただくこともありました。
業種限定交流会の場合、同じような人が多いから競合しかないと思いがちですが、
業種限定といっても幅は広く、ITというくくりであれば、サーバ屋さんもいますし、ソフトウェア会社の方もいらっしゃいます。
クリエイターという括りであっても、ウェブの制作会社も居れば、アプリ制作、映像制作、ゲーム制作など、色々な方が参加されます。
しかも、業種が近しいため、少しお話するだけで、お互いの仕事が理解しやすく、お互いにとって補完し合える部分も明確にしやすいので、意外とお仕事の発注が起こりやすくなります。
または、同業の場合は、お手伝いをすることもできるので、人手が足りない時などに声をかけてもらえたり、逆に、声をかけて手伝ってもらうこともできます。
同業界ならではの話もできて、他社ではどんなやり方をしているのかなどの相談もできたりと、仕事という面では異業種交流会よりも業種限定交流会の方が良いことが多いのです。
(あくまで私の体験談でしかないですが。)
なんか飲みに行ったら気の合う仲間がたくさんいる飲み屋
現在、当社では「abalone」というWEB系のクリエイター、フリーランス、中小制作会社に特化した交流会を月1回のペースで開催させていただいております。
仕事が欲しい方と振りたい方のマッチングはもちろん、「気の合う仲間がたくさん集まっているので、気軽に飲みに来た」と言えるような場にさせていただけるよう、飲み放題でありながらも、参加費の多くを当社で負担させていただいているので、かなり低価格でご参加いただけるようにしています。
月に1回、ちょっと飲みながら、自社とは別の同業の方々と情報共有しながら、明日の自分の糧にしていただきたいと思っています。
是非「abalone交流会」にご参加ください。